Dreams Come True①

去年(24年)の春にリサイタルを開いたんですけど
「(25年)4月にもう一度演奏してくれませんか。とても優しく響くピアノに感動したんです!」
と、年末にお声を掛けてくださった方がいて、今準備しています
65歳になってクリスマスプレゼントとお年玉を一緒にいただいた気分です!!

〜時を戻そう〜

さやこさん(仮名)はピアノの先生
幼児からシニアの方まで30人くらい指導しておられます
みんなピアノや音楽好きになってくれたかな、音楽の道に進んだ生徒もいるし
20年、65歳の区切りも近く
そろそろ引退しようかと考えていました

そんな中、2年前の1月にスタートした
”ジブン”再発見セミナー「明日へのヒント」に参加しました
テーマは「『やりたいこと100リスト』を作って叶えたい夢や目標を語り合おう」

若いときにやりたかったけど子育てでできなかったこと
途中で断念してしまったこと
何となくのびのびにしてしまっていること…
小さなことでもいい
あなたにとって価値のある大切なもの 何か一つでも叶えてみよう

セミナーでさやこさんは30ほどリストアップすることができました
そのうちのいくつか、これまでの経験を浮かべながら思いや考えなどを4人のグループで話しました

話し合いが盛り上がっていく中で
「あっ、私、『アレンジしたピアノ作品をコンクールに出す』これだけは今年中にやります〜!」と
天からの声が聞こえたような…気がつけば言っていました
そして、自分の思いを話しました
指導しながらこうしたらもっと素敵になるのではとときどき弾いていたこと
たくさんのアレンジを譜面に残していること
自分の作品はどんなふうに聴こえるものか怖いけど知りたいこと
いつかは海が見えるホールで自分でアレンジした作品のリサイタルをしたいことなど
次々と気持ちが溢れ、強い言葉で語られます

グループの方から
「ステキですね。まだまだ大丈夫ですよ!」
「リサイタルには必ず行きます!」
「会場探し、手伝いますよ」
と温かい励ましをいただき勇気を持って「チャレンジしよう!」と決心しました
いつもの優しい笑顔の中に凛とした表情とギュと手を握る姿がとても印象的でした

さらに指導してきた生徒たちの笑顔や小さいながらも開いてきた毎年の発表会を思いながら
本当はまだまだピアノ教室を続けたいと思っている自分にも気づいたと
終了後に話してくれました

さやこさんはコンクールに出す作品づくりと演奏の練習をスタートしました

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